2012年8月16日木曜日

スザーン・ロスさんご一家との「洋上パーティ」

去る8月11日、今まで計画していて実現できなかったスザーン・ロスさんご一家との「洋上パーティ」がようやく実現しました。
スザーンさんご一家と交流のある輪島市在住:石畑さんご夫妻も参加し、総勢8名です。



昼過ぎに拙宅前から出発。



今日は波が穏やかなので、リアス式海岸で1km程の岬となっている「野々木鼻」〈ののぎばな〉で
停泊することにしました。〈これは島ではありません。岬の先端です。〉



船頭の昭さん〈伊豆田 昭:私の義理の従兄弟です。〉が午前中に捕ってきたタコとサザエです。



ジャズミン〈高3〉とハナ〈小6〉が早速泳ぎはじめました。




しばらくして、ジャズミンが何かを捕まえたようです。



これは、地元では「カタガリ」と言っている小魚で、斜めに傾いて泳ぎます。



大人は、まず腹ごしらえをしてからです。
船上でのパーティの始まりです。
今日は丁度曇っていますので、パラソルは不要です。



これは、石畑さんの奥さんが焼いた「塩ケーキ」です。
初めて味わうた味でしたが、大変美味しかったです。
石畑さんの奥さんとスザーンさんの手作り料理の他、地元産の刺身などを用意しました。



今度は場所を変えてナマコの育成棚で泳ぎます。
棚には海の生き物が沢山で、覗いていて飽きません。



スザーンさんも泳ぎが大好きとのことです。



スザーンさんは、泳ぎが大変上手です。
また、飛び込みも大好きとのことで、船から何回となく飛び込みました。
飛沫が上がらず上手な飛び込みです。



今度は、ハナが何かを捕まえたようです。




さあ、これは何でしょう...?
「白ウミウシ」でした。
見かけはゼリーのようで、何ともかわいい生き物です。



これは海藻ではありません。
動物とのことで、触手のようなものを常に動かしています。
見た目も毒々しい色合いですが、やはり毒があるそうです。



昭さんが採った岩ガキとサザエです。
ここは5~6mの深さがあり、普通の方は潜れません。



ハナがナイフで取り出そうとしているのは、地元では「タテガイ」といっている貝で、中の貝柱だけを食べます。



ハナが右手で持っているのが「イガイ」で、ムール貝の仲間です。
地元では「黒貝」〈クロガイ〉と言っています。
大変美味しい貝ですが、暑さに弱く、今年は不漁です。
左手に持っているのが、岩のようなサザエです。
地元では「ババサザエ」と言っています。〈「ババ」は、「おばあちゃん」のことです。〉



大きなサザエですね。〈残念ながら、私が採ったのではありません...。〉



「イガイ」です。



石畑さんとクライブさんは、今回は泳ぎません。
それに、クライブさんは、術後ということでここ当分の間アルコールは禁止とのことです。
船の上で監視役を務めています。



北の方からパラグライダーがやってきました。
岩車では、初めて見ました。



船の近くまでやってきました。



今日は穏やかな日和なので、海上はめずらしく賑わっています。



夕方から釣りを始めました。
ハナが、最初に大物を釣りました!!
ところが、残念ながらフグでした。 フグは、カモメも食べません。



スザーンさんは、ジャズミンの餌つけ役です。
「え~つ、これでいいのなか...?」



クライブさんが、大きなアジを釣りました。
「どう、大きいでしょう!!」



暗くなってきたので、家路につきます。



仲良く夕焼けを眺めています。



「あっ、思い付いた!」とスザーンさん。
遊漁船「牛若丸」の船首で、映画「タイタニック」の有名シーンの再現です!!

2012年8月6日月曜日

「ざっくばらんな田舎体験ツアー」in穴水町

2010年10月21日に穴水町役場で初めてお会いし、以後たびたび穴水町へ遊びに来ている鎌倉在住の中川生馬さん・結花さんご夫妻が、7月27日〈夕方到着〉から2泊3日の日程で『「ざっくばらんな田舎体験ツアー」in穴水町』と銘打って友人4人と一緒に穴水町へやってきました。

<詳細は生馬さんのブログもご覧下さい。
・猪部里児豚(イベリコブタ)BBQ編(一日目)はこちら
・洋上パーティー編(二日目)はこちら
・最終日(三日目)の様子はこちら


7月27日午後6時頃、いつも様々な体験ツアーでお世話になっている道坂一美さんのお宅に到着です。一泊目は道坂さんのお宅でお世話になります。

これが放牧地から眺めた道坂さん宅の全景です。

牛、ヤギのほか猪部里児豚を放牧しています。

この猪部里児豚は、配合飼料を一切使用しないで牧草や野菜くず、それに放牧地に植えてあるドングリを食べさせています。

飼料で育てた豚よりも脂身の甘さが強く赤身が柔らかくジューシーと大変評判になっています。



会場を設営し、いよいよバーベキューの始まりです。
厚さ2cm×大きさ30cmはあろうかという猪部里児豚のステーキです。
評判を超える美味しさで、皆、一枚ずつペロリと平らげました。



鳥や虫の鳴き声以外は全く聞こえない里山の一軒家で、心行くまでバーベキューと会話を楽しみました。



翌朝は6時から畜産業のお手伝いです。
放牧地へ運搬車で堆肥を運びます。
「どう、運転上手でしょう!」と田原菜津子さん。



運んだ堆肥をレーキでならします。
皆、一生懸命です。
「都会の若者に、この作業ができるだろうか...?」と心配でしたが、そんな心配は全く不要でした。
たくましい若者たちです。



子ヤギが草を食べに出てきました。
平田さん、いくら眺めていても飽きません。



次は、ヤギの餌やりです。 すごい食欲です。

ヤギの餌やりが終わった後、午前8時頃に朝食をとり、その後、道坂さんから里山構想のお話をお聴きし昼頃まで休憩。

昼過ぎに拙宅へ移動。
拙宅前から、飲み物と食材を船に積み込み、いよいよ「洋上パーティ」へ出発です。



今日は少し風があったので、風を避け岬の裏側に停泊し「洋上パーティ」の開始です。
日除けは、パラソルです。
ここで、今回のツアーに参加した皆さんを紹介します。
左から生馬さん、奥さんの結花さん、藤田牧子さんです。



次に、左から田代愛里〈アイリ〉さん、田原菜津子さん、平田さんです。



私の友人:北川博幸さん〈渚水産社長〉に用意していただいた能登産のこだわりの刺身盛り合わせです。
丁度、マグロも採れたとのことで、すごい素材です。



ちんちんに冷えたビールで乾杯した後、早速「いただきま~す!!」



潜って採ったサザエと岩ガキです。
内海のサザエは、波が穏やかなためトゲがほとんどありません。
身もやわらかで美味しいです。



飲み物は、能登ワインのほか、能登の地酒各種を用意しました。
採った岩ガキも早速いただきます。



サザエも早速、刺身にしていただきます。
その他、壺焼きでも召し上がっていただきました。



全員の記念写真です。〈生馬さん撮影〉
右から3人目が船頭の伊豆田昭さん〈私の義理の従弟〉です。
潜りが得意で、サザエ・岩ガキは全て昭さんに採っていただきます。
いつも有難うございます。



さあいよいよ海水浴です。



「うわ~、気持ちいい~~!!」
穏やかな内海〈七尾北湾〉は危険がなく、海水浴には絶好の場所です。



今度は場所を変えて、ナマコの育成棚付近です。
夕方まで泳ぎました。



夕方から釣りに移行します。
「わあ~、いっぺんに4匹も釣れた~、すご~い!!」
「僕はチョット一杯やってから...。」と平田さん。



僕もやればできます。「どう、大きいでしょう!!」。 大きなメバルが釣れました。
全員に釣果があり大喜びでした。

家に帰ったのが午後8時頃。
シャワーを使った後、道坂さんにもお越しいただき夜中まで賑やかな夕食会〈飲み会〉。

真夜中、能登での最後の晩ということで、星空を眺めに家の前の築港へ。
築港に寝そべって、飽かずに星を眺めていました。
2泊目は拙宅でした。



穴水での日程が終わり、出発前に拙宅前で記念写真。
皆さん、またお越しください。お待ちしています。