2012年1月30日月曜日

思いがけない再会

昨日、新聞を見ていたら、七尾市中島町外の『冬もほっこり「カフェ市場」』という記事があったので、「Mini駅舎マーケット」という表示にも引かれ、今日の午後、休みだった女房と一緒に「Cafe遊帆」へ。

タイ料理とコーヒーを注文しマスターの顔を見ると、何処かで見たことがあるような無いような...、「ドクターコトーの吉岡秀隆に似ているからか...?」などと考えながら少し話をしていると、何と、5~6年前にヨットのクルーとして外洋へ出る予定と言っていた黒瀬広喜さんでした。

黒瀬さんとは、回数は少ないのですが、2004年に穴水町で開催した「国際ワークキャンプ」〈?〉で知り合い、プライベートで1~2回〈?〉ご一緒し、最後にお会いしたのが5~6年前でした。

黒瀬さんは、野々市から移住し、一年前に現在の「Cafe遊帆」を開店したとのことです。

「Cafe遊帆」からは、停泊しているヨットが眺められます。
それに、黒瀬さんから、ヨットクルーのお話を聞けるかもしれません...。

皆さんも是非お立ち寄りください。

「Cafe遊帆」にて黒瀬さんご夫妻と



2012年1月29日日曜日

盛況のうちに終了、ご来場ありがとうごさいました!

雪の降るなか、昨日に引き続き「まいもん〈「美味しいもの」の方言〉まつり冬の陣:雪中ジャンボかきまつり」が開催され、石川県内外から約40,000人のお客様にお越しいただきました。

今年も、「東京穴水会」〈郷土出身者の会〉の皆様が駆けつけ、なつかしい郷土の味に舌鼓を打っていました。〈東京穴水会の皆様には、季節ごとにお越しいただき、郷土を盛り上げていただいています。感謝です。〉

この「かきまつり」は、毎年恒例で3月いっぱいまで開催され、加盟店で牡蠣のフルコースなどを召し上がっていただけます。

ステージでは、「長谷部太鼓:龍組」による和太鼓なども披露され、会場の熱気は一層盛り上がりました。

では、会場とスージの風景をご覧ください。

常設テント内の風景

仮説テント内の立ち席の風景

仮説テント内の立ち席の風景

雪が舞い散る中、和太鼓を熱演する伊豆田みちるさん〈高一:私の従妹の三女です〉
和太鼓を熱演する長谷部太鼓:龍組

2012年1月28日土曜日

雪中ジャンボかきまつり

今日は、午前10時~午後4時まで、穴水町「あすなろ広場」イベント会場で「雪中ジンボかきまつり」が開催されました。このイベントは、穴水町では最大のイベントとなっており、毎年恒例で二日間に渡って開催されるもので、明日は、午前9時~午後3時まで開催されます。

地元で採れた牡蠣をはじめ干物などの海産物を、全長300mの炭火コンロで焼き、地元穴水産ブドウの「能登ワイン」や隣町〈能登町〉の地ビール、能登の地酒で召し上がっていただきます。
またその他、会場には、穴水町の山海の幸を揃えた「まいもん市」が出店し、里山里海の食材を堪能していただけます。

今日は、小雪が舞い散る中、大勢のお客さんにお越しいただきました。
今日お越しになれなかった方は、明日は是非お越しください。
お待ちしています。

出店通路の風景

常設テント内の風景:ステージ側を望む

常設テント内の風景:ステージ側を望む

常設テント内の風景:ステージ側を望む

常設テント内の風景:入口側を望む

目から鱗〈うろこ〉の講義

昨日午後4時から約1時間半にわたり、能登町宮地「春蘭の里」で、農家民宿を営む皆さん約20名が、熊本大学文学部総合人間学科:徳野貞雄教授の講義に聞き入りました。
〈私も、春蘭の里実行委員会の多田喜一郎さんから案内があり同席しました。〉

内容は、農村の過疎が進行する原因を明確にし、いかに農村を存続させるかというもので、今まで私が考えたこともない視点が沢山あり、本当に「目から鱗」の講義でした。
その視点の一つに、「人が先か、職場が先か?その押さえどころが大事では?」があります。

今後も農村の過疎対策について様々な角度から検討し、この豊かな奥能登を存続させたいと願っています。
皆様の視点をお聞かせいただければと思います。

講義をする徳野教授
講義が終わった後、農家民宿「春蘭の宿」〈多田喜一郎さんの家〉で、北陸農政局の方、多田さん、私の4名で、深々と雪が降る中、一杯飲みながら11時過ぎまで徳野教授のお話をお聴きしました。

徳野教授〈左〉と多田さん〈右〉

2012年1月27日金曜日

手作りシーカヤック

「シーカヤック」をご存じですか?

海用のカヌーです。
地元有志で、地元の杉材を使いシーカヤックを手作りしようと、平成16年にサークル〈名称は、当初「カヌーで町づくり委員会」、現在は「カヤック工房NOTO」〉を立ち上げ、同年6月に制作を開始、平成18年6月まで丸2年かかってようやく完成、6月17日に進水式を行いました。〈民放の生中継でした。〉
この時進水したのは、その時同僚であった岡崎善二さんの艇と私の艇の2艇。
完成した時は感無量でした。

その後、平成18年7月30日には、東京都江東区の荒川の支流「旧中川」で体験試乗会も実施しました。〈ワゴン車の屋根に、シーカヤックを2艇乗せて運搬しました。〉

また、平成19年8月25日には、東大名誉教授の月尾嘉男先生が、手作りのシーカヤックて七尾北湾を縦断したいということで、一緒にツーリングしました。

体験試乗ご希望の方は、いつでもご連絡ください。
国定公園にも指定されている穏やかな七尾北湾を一緒にツーリングしませんか?

では、完成した私たちの艇をご覧ください。

岡崎艇〈左〉と新田艇〈右〉

新田艇:上に見えるのが小又川:ここですぐ試乗できます

新田艇:左上に見えるのが穴水湾です

2012年1月25日水曜日

パワースポット? 「裏庭の踏み石」

私は、庭造りが好きで、家の周りの空いているところに石を並べ木を植えて35年以上経ちます。
裏庭だけでも100坪ほどあり、石で大きいものは重量が1トン以上あると思いますが、すべて一人で据えています。
石は、近くの山から運んだものもあれば、遠くはユニック〈トラックにクレーンがついたもの〉で大阪府堺市〈私の妹の嫁ぎ先〉から運んだものもあります。

石の移動は、20年ほど前までは道具と言えば一輪車だけで、全て人力だけで行っていましたが、チェーンブロックという便利な道具を発見し、一人の力ではせいぜい60kgぐらいしか移動できなかったものが、1トンを超えるものまで移動できるようになりました。

今日のお話は、今から20数年ほど前に体験した不思議な出来事です。

いつものように裏庭で石を並べていました。
大きさが50cmぐらいの2つの石を踏み石として組み合わせるイメージはあるのですが、四角い石と三角の石で、数時間あれこれと動かしていたのですがどうしてもスッキリと合いません。
泣く泣くあきらめて四角い石を退かそうと角に手をかけて力を入れたところ、「ボコッ」と石の角が欠けて、四角い石と三角の石が収まってしまいました。
「ええ~え~~っ!!」と言葉にならない驚きでした。
写真をご覧ください。

あなたは信じますか?

裏庭の中ほどにある昇りの踏み石:全景〈1月23日撮影〉

四角と三角の石:写真上への昇り勾配となっています

角が欠けた四角い石〈左〉:欠けた深さも三角の石〈右〉の厚みとなっています




2012年1月24日火曜日

モズク漁と潮干狩り

今日は、小雪が舞う静かな朝を迎え、村人が、潮が引いた穏やかな海へモズク漁と潮干狩りに出ています。
私の住む集落〈岩車〉は、富山湾の中でも能登島に囲まれた七尾北湾に面し、穏やかな内海ではこの時期、牡蠣の水揚げ、ナマコ漁、モズク漁などのほか、潮干狩りも楽しむことができます。
今日はその中でも、モズク漁と潮干狩りをご紹介させていただきます。

モズク漁は、穏やかな内海ならではの、きめが細かい「絹モズク」が採れます。
新鮮なモズクは、熱湯に浸すと茶色だったものがサッと鮮やかな緑色になります。
これは新鮮さの証で、酢の物、酒粕の味噌汁、イシルの貝焼き〈イシルでシャブシャブ〉などで食すると、食感が滑らかで大変香りが良く、沢山食べても胃にもたれません。
モズク漁の風景をご覧ください。

モズク漁 遠景

モズク漁:船の上から熊手のようなものですくい上げます
カモメも静かに見守っています  

モズク漁:今朝は船が3隻出ていました

今朝は、潮が引いていましたので、近所のおばあちゃんが潮干狩に出ていました。
私の小さい時は、この浜辺で「フジ貝〈オニアサリ〉」が一年中採れていましたが20年ほど前からほとんど採れなくなってしまい、今は「モチガイ」という貝が採れるようになっています。
環境の変化でしょうか...?

浜辺で、おばあちゃんが潮干狩りをしているところ

貝が出てこないかな~

これが「モチガイ」です

2012年1月21日土曜日

自然農法を始めます

今日の午後、1ヶ月ほど前から予定していた自然農法の勉強会に参加してきました。
能登町〈隣町〉の有志が熱心に取り組んでおり、採れた野菜をスーパーにも出荷し好評だそうです。
あるご婦人〈73才〉の体験発表では、糖尿病になり自力で立つことができなかった旦那さんが、自然菜園で採れた野菜で食養生したところ体調が劇的に改善し、今では夫婦で野菜づくりに励んでいるとのことでした。

実は、1月7日から拙宅に11日間滞在していた中川生馬さんがメールの中で、「鎌倉に帰って食べたコンビニ弁当は、味付けは濃いはずなのに味がしません。能登で新鮮な野菜などを食べていたからではないかと思います。不思議です。」と言っています。

昨年は大豆栽培で失敗しましたが、今年は自然農法をしっかり勉強して、体が元気になる野菜を栽培しようと思っています。

採れた野菜の試食会も予定したいと思っていますのでご期待ください。
〈収穫時期が近づきましたらご案内いたします。〉

裏の畑にある雪をかぶったハクサイ〈1月7日撮影〉


2012年1月19日木曜日

パワースポット「神様の石」

今日は、今年の干支「龍」に因んで、私の集落「岩車」〈いわぐるま〉に伝わる「岩車龍燈伝説」をお伝えさせていただきます。

集落の中にある住吉神社は別名「龍燈の宮」とも呼ばれており、大晦日の亥の刻に決まって、集落の沖合約6kmにある「沖の栗」という瀬〈海の中の浅瀬〉から長さ約1.8mぐらいの火の玉が現れ、海上を射矢のごとく進んで「龍燈の石」に止まり、「最勝の森」〈さいかちのもり:住吉神社〉~「南北司神社」〈なぼしじんじゃ〉の順に飛んで、再び沖合へ飛んでいくと言われています。

この伝説は、私が小さい時から聞かされており、私たちは今でも「龍燈の石」のことを「神様の石」と呼んで大事にしています。

実は、今から約45年ほど前に、この石にまつわる不思議な出来事がありました。

当時、集落の護岸工事のため、邪魔になっている「神様の石」を建設業者がハッパ〈ダイナマイト〉で割って護岸の中に入れようと半分に割ってしまいました。
ところがその晩から大変なことになりました。
ハッパに係わった工事関係者が全員、「龍神」に祟られて夜眠れなくなり、神主さんにお祓いをしてもらいようやく鎮まったとのことでした。

このことは、私が約45年ほど前に、二つに割れた石の中に小さな神棚を供えてお祓いをしてあったのを今でもハッキリ覚えており、私は今でも真実であると思っています。

あなたは信じますか?

「神様の石」全景と護岸

「神様の石」近景

「龍燈の石」の一つ:ここに一旦「龍神」が休憩します:イスに見えませんか?

住吉神社

近年建立された石碑

ハッパで割られた「神様の石」:当時は二つに割れてまとまっていました

2012年1月18日水曜日

裏庭:手水鉢の氷

今朝の冷え込みで、裏庭の手水鉢の水が凍り、余りの綺麗さに思わずパチリ。

手水鉢の全景

鉢が凍ったところ

筧の水が凍ったところ

時期外れのシイタケ

1月17日、1月7日から拙宅に滞在していた中川生馬さんが鎌倉へ帰宅する日となりました。
午後、ブログ講習が終わってから私のウオーキングコースを一緒に散歩。
途中、ホダ木にシイタケが出ているのを見つけたので、もしや私の山のホダ木にも出ているのではと少し足を延ばして山へ。
なんと傘の大きさが15cmぐらいのジャンボシイタケが出ていました。
生馬さんの土産ができたと自然の恵みに感謝。

生馬さんが手を添えているところ

程よい大きさの夫婦シイタケ

杉の落ち葉がかぶったシイタケ

ホダ木を並べてある杉林

2012年1月17日火曜日

味噌づくりをしました〈更新〉

1月7日早朝から、親戚や知り合いの皆さん9軒分の味噌づくりを行いました。
この味噌づくりは、毎年「寒」の時期に行います。

半分に切ったドラム缶に一斗5升の大豆を入れ、薪をくべて約2時間煮た後、大豆を専用の器具でミンチし、麹〈こうじ〉と塩を混ぜて桶に入れ、最後に虫除けと味付けのナンバ〈鷹の爪〉を乗せて完成です。
9軒分と大量の味噌づくりですから、この工程を3回くり返します。
昼食は、皆が持ち寄ったおかずをこの場で頂きます。

今年も昨年に引き続き、鎌倉から中川生馬さんご夫妻が参加しました。
また、夕方からは、友人3人も合流し新年会で盛り上がりました。

半分に切ったドラム缶で大豆を煮ているところ

大豆の煮え具合の確認と灰汁を除いているところ

煮えた大豆とミンチする器具

大豆を器具でミンチしているところ

ミンチした大豆に煮汁、麹、塩を混ぜているところ
最後にナンバ〈鷹の爪〉を乗せて出来上がり
持ち寄ったおかずで昼食
味噌づくり終了後、友人3人を含め拙宅で新年会


2012年1月16日月曜日

Junさん〈ジュン:韓国〉との出会い

1月12日午後、20ヶ月間に渡って世界一周しているジュンさん〈韓国〉が穴水を訪れた。
1月7日から拙宅に滞在している中川生馬さん〈鎌倉〉と迎えに行き、「ボラ待ちやぐら」を見物してから「中居さとりの道」を散策。
この「さとりの道」は、2つの神社と7つのお寺をつなぐ散策路として整備されたもので、狭い地域に9つの社寺が建立されていることは鋳物で栄えた往時を偲ばせるものである。
 
中居湾の「ボラ待ちやぐら」:やぐらの上の人影は私が取り付けた人形です

ジュンさんと地福院の羅漢樹〈らかんじゅ〉にて

この日は空気が澄みきっていて、遠く立山連峰を望むことができた。
能登ワイン」から眺めたあと、絶景ポイントへ移動。
富山湾の上に浮かぶ立山連峰は感動であった。

穴水町字甲から立山連峰をのぞむ