2013年1月17日木曜日

さあ!今年も自家製味噌造り

先日〈1月14日〉、12軒分の自家製味噌造りをしました。
正月に降った雪もすっかり融け、作業日和となりました。
穴水町でも内海に面した沿岸部は、根雪になることはありません。
多い時は30cmを少し超える時もありますが、降っては消え~降っては消えを数回繰り返して冬は終わります。
北陸と言っても、地域や山間部と沿岸部で積雪量は全く違います。

それでは、拙宅での自家製味噌造りの作業工程を説明いたします。
まず、薪で大豆を煮ます。
釜はドラム缶を半分に切ったもので、一回に1斗5升ぐらい入ります。
毎年参加者が増え、今年は親戚や友人宅を合わせ12軒分の味噌を造ることになりました。




煮たてると大豆の灰汁が出てきますので、その都度灰汁を取り除きます。


煮上がるまでに2時間半ほどかかります。
今年は、この工程が5回となりました。
大豆が煮上がったらミキサーに投入し、ハンドルを回してミンチにします。



皆で作業を分担して行います。


ハンドルを回すのは結構大変な作業です。
「頑張って~~!」

 

疲れてきたら交代して行います。


ミンチ作業の次は、大豆1に対し、塩0.9、コウジ1の割合〈好みに依り調整〉でしっかりと混ぜ、大豆の煮汁を入れて適当な柔らかさにしていきます。

塩は味噌造りにとって大事な要素ですから、こだわりの塩を使っています。
漬物などでも使っていますが、味がまろやかで一味違うと思います。


次は、漬け込む桶にぶっつけるようにして投げ入れます。
これは、空気が入らないようにするためです。


最後は、上に塩をふりかけ、トウガラシを載せて完成です。
冷めるまで息をさせておきます。


昼は、皆さんが持ち寄ったおにぎりや漬物、餅などをいただきました。


この漬物も美味しかったです。


「は~い、餅が焼けましたよ。」


全ての作業が終わったのが午後5時過ぎでした。
皆さんお疲れ様でした。
また来年も一緒に味噌造りをしましょう!

2013年1月11日金曜日

何と、この時期に自転車で日本海側を北上中!!

昨年末の12月23日〈日〉に、拙宅で忘年会〈5人参加〉を開催しました。

その日初めて拙宅へお越しいただいた糟谷壮範〈かすやたけのり:28歳〉さんは、自転車で日本一周している方で、旅を始めてもうすでに3年半になるそうです。

〈詳細は、糟谷さんのブログ「チャリタケのチャリンコ日本一周放浪記」をご覧ください。〉

これから3月末まで青森県の大間を目指して旅をするとのことです。
この時期に日本海側を青森まで自転車で北上するというのは、何とも無謀〈?〉としか言いようがありませんが、本人は全く意に介していません。


それでは、糟谷さん滞在記をお知らせいたします。

糟谷さんは、昨年12月23日午後6時頃に、私の友人である見供さんと一緒に拙宅に到着しました。〈実は、その日突然、見供さんから、もう一人お客さんを連れて行ってもいいかと打診がありましたので、どうぞとお答えしたものです。〉

前々からお誘いしていた黒瀬さんご夫妻〈七尾市中島町で「cafe遊帆」経営〉にも初めて拙宅へお越しいただき、早速、宴会の開始です。
〈宴会風景は、うっかりして撮り忘れました。〉

まずは、清酒「菊姫にごり酒」で乾杯し、冬場限定の「宗玄 生原酒」を飲んでいただきました。
両方とも大変おいしい酒です。

宴会の終わり頃にようやく思い出し写真を撮りました。
クリスマスイブ前夜の、一足早いクリスマスケーキです。
〈堀内さん〈金沢大学博士研究員:女性〉がお持ちくださいました。〉

クリスマスケーキ

翌日〈24日〉は、穴水町の観光スポット「ボラ待ちヤグラ」で記念写真を撮り、黒瀬さんのお店「cafe遊帆」で昼食、そして「遊帆」の対岸にある国民保養センター「小牧台」の温泉に入った後、輪島市町野町金蔵の見供さん宅へ送って行き、「能登一周した帰りにはまた拙宅へ寄ってください」とお伝えし別れました。

糟谷壮範〈かすやたけのり:28歳〉さん (2012年12月24日)
糟谷さんとコーヒー豆を炒る黒瀬さん

新年1月3日、午後5時頃到着予定とのことで、村のはずれまで迎えに行きました。
糟谷さんが雪の降る中、自転車でやってきました。
大変寒い日でしたが、糟谷さんはいたって元気です。

自転車で日本一周中の糟谷壮範さん


ようやく拙宅へ到着です。



まずは、安着を祝って乾杯!!
その晩は、糟谷さんから能登一周の体験談をお聞きして就寝。


翌日はまず、輪島市在住の漆芸作家:スザーン・ロスさん宅を訪問しました。

小学校6年生になったハナとスザーンさん

その後、糟谷さんが珠洲市で紹介され是非訪問したいということで輪島市与呂見の村田和樹さん宅を訪問しました。

与呂見は、内海沿岸部の私の集落「岩車」と違って能登半島の尾根に位置していますので雪の積もり方が全く違います。

龍昌寺の全景


村田和樹さんは、曹洞宗のお寺「龍昌寺」〈りゅうしょうじ〉の住職さんです。


実は、私も和樹さんとは15年程前〈?〉に数回お会いしており、懐かしい再会となりました。

今回は糟谷さんのお話からの再会でしたが、ご縁の不思議を感じました。


1月5日の朝、出発の準備です。


準備完了、青森県大間へ向け「いざ、出発!!」