2013年2月1日金曜日

大豆栽培は難し~い! in 能登穴水

昨年、春も終わろうしていた頃、30年近く耕作を放棄していた8アール〈800㎡〉程の水田〈親戚の所有〉を整備し、大豆を植えしました。

先のブログ〈1月17日公開〉でご紹介しました「自家製味噌づくり」用の大豆を自ら栽培しようとしたものです。

約半年間の経過をご覧ください。
まず、整備前の写真〈耕作放棄地:水田跡〉です。

昨年5月29日現在:どこが水田跡か分かりません
5月29日、まずは草刈から始めました。
この日は3時間ほど作業をしました。


一人だけの作業は疲れます
6月1日、午後半日の作業で草刈は終了です。

前に刈ったところはすでに枯れています
草の枯れたのを見計らって焼畑にしました。
勿論、危なくないように少しずつ~少しずつの作業で2回に分けて行いました。
そして6月13日、トラクターと耕運機での耕耘です。

焼畑した跡が分かりますか?
耕耘は、私の叔父さんにトラクター持参でお願いしました。
叔父さんは、今年で85才ですがオペレーターとしては熟練です。

85才の伯父さんです
そして、いつもながら叔母さんも動員しています。
本当に頼りになる叔母さんです。

カヤの根を出しています
そして、当然ですが、私も作業をしています。
「写真しか撮っていないのでは?」と思っている方もおられるかと思いまして...。〈笑〉

カヤの根出し作業は結構疲れます 
出したカヤの根は、このようにシートに乗せ、引っ張って運びます。
これは、叔母さんの発案でしたが、すごくいい方法でした。


次は、耕運機での畝揚げ作業です。
やはり、道具は便利です。

後ろに取り付けてあるのが畝揚げ機です
耕耘と畝揚げ作業を終えたところで本日の作業は終了です。
大変疲れました...。
伯父さん、叔母さんそして私の母を動員しての作業でした。
お疲れ様でした、そして、ありがとうございました。

30年来の耕作放棄地が畑に生まれ変わりました 
6月22日、いよいよ、作った畝に大豆を植えていきます。
昔からの慣例で穴に豆を2個ずつ入れていきます。
豆が1個では心配なのと、2個なら発芽したあと成長を競うことにあるのではないかと思います。

2粒の豆がわかりますか?
7月9日、わずか17日間でここまで大きくなりました。
すごい生命力です。


8月6日、芯止め作業です。
放っておくと葉に養分をとられてしまい実が入りません。

芯止め作業
暑い日でしたが、ようやく作業を終えました。

真っ青な青空です。
この後も大変な日照りが続きました。


そして、秋の収穫の時期を迎えました...。
どうなったと思いますか?

下の写真は、11月22日に撮影したものです。


ご覧のように、残念ながら、大豆は1粒も収穫できませんでした。
植える時期が少し遅かったのと、夏の大干ばつが災いしたものと思います。

実は、一昨年も大豆栽培に挑戦しました。
一昨年は、前年まで水田だったところを畑にして大豆を植えたのですが、その時は肥料分が残っていたのだろうと思いますが、大豆の木だけが異常に大きくなり、残念ながらその年も大豆は1粒も収穫できませんでした。

2年続けて大豆を全く収穫できなかった訳ですが、3度目の正直というように今年こそは沢山の大豆を収穫すべくまた挑戦します。
そして、採れた大豆で自家製味噌を造ります。