今回は、穴水版:活動53回目で、東京から8名、名古屋から1名、石川県庁職員4名の参加
でした。
田舎時間の活動〈穴水版〉は、2004年5月に第一回の活動を開始してから今年で9年目を
迎えようとしています。
今回の活動は、河端勝男さん〈岩車:68才〉のお宅の牡蠣の水揚げ作業と養殖作業で、6年
ほど前から恒例となっている作業です。
「牡蠣イカダ」を設置してある入り江は、鏡のようです。
入り江の入口方向です |
いよいよ牡蠣の水揚げ作業の開始です。
今回は、テレビの密着取材〈MRO〉もあり、作業には一層力が入りました。
船が傾いていますが大丈夫です。〈馬場さん、心配いりませんよ...。〉
平井さん頑張ってください...。
水揚げした牡蠣をハンマーで軽く叩いてバラします。
バラした牡蠣を、1個1個丁寧に分けます。
これが、分ける道具です。
刃のない小さな鉈のようなものです。
次は、新たな班の作業です。
3班に分けて乗船してもらいました。
参加者のインタビューです。
田邊さんも笑顔で答えています。
中村さんの希望で、イカダの「浮き」に乗ってもらいました。
このイカダは、「岩ガキ」を養殖してるイカダです。
水深7~8mのところに、このように吊り下げてあります。
これが「岩ガキ」で、4年経っています。
「岩ガキ」は、夏に収穫しますが、「真ガキ」とは大きさが全然違います。
今日は、水揚げ作業の他に、牡蠣を吊るしてあったロープの手入れも行いました。
ロープに付着している貝殻などを、ゴムのハンマーで叩いて取り除きます。
小寒い中、皆もくもくと作業をしています。
手入れしたロープは、水洗いしてから、吊るして干します。
作業が終わったら、いよいよ交流会の始まりです。
河端さんの納屋が会場です。
先ほど自分たちで水揚げした牡蠣を、炭火で焼いて食べます。
どうですか? この美味しそうな牡蠣は...。
これはジャンボです!
これが何だか分かりますか?
「いさざ」です。
3~4cmの大きさで、今の時期に海から川へ遡上してきます。
「いさざ漁」は、この時期の穴水町の風物詩となっています。
食べ方は、「卵とじ」や「すまし」にする他、このように生きたまま醤油をつけて食べる
「おどり食い」があります。
山岸さんは、何の抵抗もなく食べました。
岡本さんは、「え~、これ食べるの...?」
結局、食べれませんでした。
中村さんは、「え~、複雑...、どうしよう...。」
次は、「モズク」の「貝焼き」です。
「イシルを薄めた汁」で「シャブシャブ」して食べます。
このモズクは、内海で採れる「絹モズク」で、絹のように滑らかです。
交流会は、午後11時半まで大変な盛り上がりでした。
その後、若者たちは会場を家へ移し、午前3時半まで語り合ったそうです。
エネルギーがあり余っています。
翌日は、岩車漁港で、昨日に引き続きロープの手入れをしました。
下の写真は、河端さん宅前から岩車漁港を眺めたところです。
次は、沖合の眺めです。
沖合と言っても、内海で出口が見えませんが...。
湖のように穏やかな海です。
皆、もくもくと作業しています。
「皆、二日酔いしてないのかなあ...?」
「いや、やや一人、二日酔いかな...?」
昼過ぎまで作業した後、昼食です。
今回も本当にお疲れ様でした。
ところが、問題発生です。
能登空港で到着便を待っていたのですが、何と、強風のため着陸できず、羽田へ
引き返してしまいました。
今期の欠航3回目となってしまいました。
急遽、小松空港まで、杉本さんと譲君が送って行きました。
お疲れ様でした。
「羨ましい…」と「食べたい…」の二言です!楽しそうですね(^▽^)/
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