2012年1月24日火曜日

モズク漁と潮干狩り

今日は、小雪が舞う静かな朝を迎え、村人が、潮が引いた穏やかな海へモズク漁と潮干狩りに出ています。
私の住む集落〈岩車〉は、富山湾の中でも能登島に囲まれた七尾北湾に面し、穏やかな内海ではこの時期、牡蠣の水揚げ、ナマコ漁、モズク漁などのほか、潮干狩りも楽しむことができます。
今日はその中でも、モズク漁と潮干狩りをご紹介させていただきます。

モズク漁は、穏やかな内海ならではの、きめが細かい「絹モズク」が採れます。
新鮮なモズクは、熱湯に浸すと茶色だったものがサッと鮮やかな緑色になります。
これは新鮮さの証で、酢の物、酒粕の味噌汁、イシルの貝焼き〈イシルでシャブシャブ〉などで食すると、食感が滑らかで大変香りが良く、沢山食べても胃にもたれません。
モズク漁の風景をご覧ください。

モズク漁 遠景

モズク漁:船の上から熊手のようなものですくい上げます
カモメも静かに見守っています  

モズク漁:今朝は船が3隻出ていました

今朝は、潮が引いていましたので、近所のおばあちゃんが潮干狩に出ていました。
私の小さい時は、この浜辺で「フジ貝〈オニアサリ〉」が一年中採れていましたが20年ほど前からほとんど採れなくなってしまい、今は「モチガイ」という貝が採れるようになっています。
環境の変化でしょうか...?

浜辺で、おばあちゃんが潮干狩りをしているところ

貝が出てこないかな~

これが「モチガイ」です

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