2012年2月9日木曜日

「太子講」と田舎の囲炉裏

去る1月15日、中川生馬さんが拙宅に滞在していた時のことです。

私の集落:岩車では、古くから聖徳太子の功績をたたえてお経を読む「太子講」が行われています。
中川さんにも、その席に参加していただきました。

お経が終わり法話を聞いているところ:岩車集会所にて

お経の後の親睦会にも同席していいだき、集落の皆さんと交流していただいただきました。

親睦会の風景:正面奥に「聖徳太子」の掛け軸

親睦会の後、中川さんと一緒に、集落で会社:岩岸左官店を経営している岩岸恒夫さんのお宅でご馳走になりました。
岩岸さんのお宅の居間には囲炉裏があり、幅広の炉縁をテーブルがわりに使っています。
到着してすぐ、コーヒーとイチジクの甘露煮をいただきました。
この甘露煮は、全て自家製です。
まず、完熟する前のイチジクを塩ゆでし、ゆであがったものに砂糖を少し入れながら3回煮込むそうです。

一口食べてみて、美味しいこと、絶品でした!
一瞬「プルーンでは...?」と思うほど味が似ていました。
「こっちの方が種がなくてよっぽどいい!」と太鼓判です。
美味しいコーヒーと一緒にいただきました。

炉縁の上のイチジク甘露煮とコーヒー

岩岸さんの奥さんと中川さんを含め4人で大笑い:岩岸さん〈左〉と私

そうこうしているうちに夕方となり、鮎を冷凍保存してあるので、それで一杯ということになり、炭火焼でご馳走になりました。

いい感じで焼けてきました:串焼きです

焼きあがりました:丸ごと全部いただけます

岩岸さんは数年前も、「岩車キリコ祭り〈毎年9月22日の晩〉」に担ぎ手として参加した「田舎時間」〈NPO法人〉の皆さんをお宅に招いて、コーヒーをご馳走してくれました。
都会の若者と話をするのが好きとのことです。

囲炉裏のある居間から、坪庭を眺めながら談笑する一時は、田舎時間そのものです。

1 件のコメント:

  1. 参加したかったなあ・・・お魚の写真とっても良く撮れていますね!

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